​福島支部

ごあいさつ

この度、Venus Club福島支部の設立に当たり、竹下小百合さんと共同代表を務めさせていただくことになりました。

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福島に支部立ち上げの話を伺った時、純粋に「嬉しい！」と思いました。

Venus Clubのこれまでの活動について、小百合さんや仙台のクルーから伺った際、「福島にはない新しい女性支援の形だな」と思っていたからです。とはいえ、私に代表が務まるのかという不安はありましたが、今回の立ち上げに際し、クルーとして素晴らしい仲間が名乗りを上げてくれたことで、「福島でワクワクするようなことができる！！」と今は確信しています。

私自身は、フリーの保健師として、主に子育て支援に携わっています。独身時代は大学病院の看護師を、産後は、行政や団体のパートタイムの保健師、前職は正職員として大学教員でした。

子育てに関わる仕事が長かった私にとって、待ちに待った子育て体験は、喜びもありましたが、同じくらい孤独と挫折の連続でした。子育ての孤独が仕事など社会とのつながりの中で癒されたこともあれば、仕事と子育ての両立が、身体を壊すことにつながったこともあります。

そんな経験を通して気がついたことは、私自身が「自分にとって大事なことが見えているか」、「自分は何のために生きているのか」という問いに対して、状況が許さないと思い込んで、自分の気持ちに向き合わないまま、見ない・感じないふりをして、我慢していると苦しくなってしまうという事。

全ての女性がそうだとは言いませんが、私がこれまで出会ってきた沢山の女性は、しなやかで我慢強い方ばかりだったように思います。その我慢が、時には良くても、場合によっては、自分の人生を歩むことを遠慮する人もいるように思います。

全ての女性に、自分らしい人生を送る権利があって、自分の人生は自分で選んでいける。これは当たり前のようで当たり前ではない事実です。福島で生きる女性が、自分らしい人生を歩むキャリアアップについて考え、実現していくお手伝いをしていきたいと考えています｡

若輩者のため、ご迷惑をお掛けすると思いますが、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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Venue Club　福島支部

共同代表　宮﨑恵美